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田中将大、8勝目ならずも好投「これを続けていく」 後半初登板は日本時間23日のメッツ戦

2018/07/16

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失点は同点弾浴びた4回のみ

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が15日(日本時間16日)、敵地プログレッシブ・フィールドでのクリーブランド・インディアンス戦に先発登板し、7回途中2失点と好投したが、8勝目には結びつかなかった。
 
 3回まで無失点に抑え、味方打線の援護もあって2-0で迎えた4回、田中がインディアンス打線に捕まる。走者1人を置いた場面で苦手のエンカルナシオンに81.6マイル(約131キロ)のスライダーを捉えられ2ラン本塁打を浴びてしまい、2-2の同点とされてしまう。
 
 しかし、5回以降は立て直し無失点イニングを続けた田中は、この日6回1/3を投げ被安打6、与四球1、奪三振5、失点2の成績で防御率は4.54。好投はしたものの、77球(ストライク54球)という少ない投球、同点の7回途中での悔しい降板となり、今季8勝目はならなかった。
 
 ヤンキースは、リリーフ投手が勝ち越しを許して2-5で敗戦。この日アメリカン・リーグ東地区首位のボストン・レッドソックスが勝利したため、2位ヤンキースとの差は4.5ゲームに開いた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、田中は試合後「チームは本当に上手く戦っている」と通訳を介して話したが、自身の投球に関しては「自分がしたい、思うような投球ができなかったように思う。それでも今日と同じようなレベルで戦い、パフォーマンスを続けることが大切だ」とシーズン後半へ向けた意気込みを語った。
 
 田中の次回登板予定は、オールスターゲーム明けの7月22日(同23日)の本拠地ヤンキー・スタジアムでのニューヨーク・メッツ戦とされている。両太ももを痛めた因縁の「サブウェイ・シリーズ」で好投できるか注目だ。