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Rソックス大砲、球宴選出で“祝砲”28号 メジャートップ独走も「29本目打てるか心配」

2018/07/10

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 ボストン・レッドソックスのJ.D.マルティネス外野手が9日(日本時間10日)、本拠地フェンウェイ・パークで行われたテキサス・レンジャーズ戦でメジャートップを独走する第28号本塁打を放ち勝利に貢献した。
 
 「3番・ライト」で先発出場したマルティネスは2-0とリードした8回、無死一、二塁のチャンスで打席を迎え、レンジャーズ3番手のジェシー・チャベス投手と対戦。
 
 速球とスライダーでカウント2-2と追い込まれた後の6球目、内角に来た92.3マイル(約149キロ)の速球を捉えると、打球は左中間への第28号3ラン本塁打となった。
 
 前日8日(同9日)には自身2度目となるオールスターゲームにも指名打者部門で選出されており、自ら“祝砲”を放ったマルティネス。28本塁打は2位に3本差をつけてメジャートップで、シーズン前半でいえば、2006年のデビッド・オルティス氏が放った31本、1969年にカール・ヤストレムスキー氏が放った29本に次いで球団史上3番目のハイペース記録だ。
 
 マルティネスの活躍もあり、レッドソックスは5-0で快勝し7連勝。アメリカン・リーグ東地区で2位ニューヨーク・ヤンキースに2.5ゲーム差をつけて首位をキープしている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、マルティネスは試合後「29本目を打てるか心配だね」と謙虚なコメント。さらに「このチームは非常に良いチームで、多芸性がある。単打や長打が打てる打撃に、投手、そして守備、あらゆる面で優れている。毎晩勝つ方法がたくさんあるんだ」と移籍1年目で期待に応える活躍している主砲は、勝率.685と驚異的な数字を記録するチームの強さの要因について語った。
 
 ここ14試合で12勝とさらに勢いを増しているレッドソックス。地区3連覇へ向けて、頼りになる主砲とともに勝率をどこまで伸ばしてくだろうか。