大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » メジャーリーグ最新情報 » 平野佳寿 » 平野佳寿、1回2Kで難なく3者凡退 Dバックスは延長16回に捕手が決勝弾浴び敗戦

平野佳寿、1回2Kで難なく3者凡退 Dバックスは延長16回に捕手が決勝弾浴び敗戦

2018/07/09

text By

photo

Getty Images



 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は8日(日本時間9日)、本拠地チェイス・フィールドでのサンディエゴ・パドレス戦にリリーフ登板。1回を3者凡退に抑える好投を見せたが、チームは延長16回の末に敗れた。
 
 平野は、3-3の同点で迎えた延長10回に7番手としてマウンドに登った。91試合目を迎えたチームの中で、これが今季44試合目の登板。
 
 まず先頭の4番エリック・ホズマー内野手と対し、フルカウントから92.3マイル(約149キロ)の速球で空振り三振を奪うと、続くコリー・スパンジェンバーグ内野手に対しても、カウント2-2から86.2マイル(約139キロ)のスプリットでファールチップの三振。そして、最後はフレディ・ギャルビス内野手をカウント0-1から89.6マイル(約144キロ)の速球で中飛に打ち取って3者凡退で難なくイニングを終えた。
 
 平野はこの日1回14球(ストライク9球)を投げ無安打、無四球、奪三振2、無失点。完璧な投球で防御率を1.36とした。
 
 そのままのスコアで迎えた延長16回、ダイヤモンドバックスは前の回に登板した先発投手のザック・ゴッドリーから引き継いで、捕手のジェフ・マシスが10番手として登板する事態に。マシスは、キャリア初の奪三振を記録するなど2死を取ったが、3番のウィル・マイヤーズ内野手に右中間へソロ本塁打を浴び3-4と勝ち越しを許してしまう。
 
 しかし、直後の攻撃で打線がパドレスのクローザー、ブラッド・ハンド投手を攻める。先頭のケテル・マーテイ内野手がライトへ二塁打を放ち出塁しチャンスを演出。その後2死三塁となり一打同点のチャンスだったが、クリス・オーイングス外野手が二ゴロに倒れ、試合終了となった。
 
 ダイヤモンドバックスは、2015年5月31日(同6月1日)に延長17回を戦って以来となる延長16回の攻防、5時間31分にも及ぶ試合で惜しくも勝利を逃し3連勝はならなかった。