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メッツ、Wエースのどちらかをトレード? 地区4位に低迷、若手有力選手の獲得が狙いか

2018/06/22

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 ニューヨーク・メッツのダブルエースにトレード話が浮上した。ノア・シンダーガード投手かジェイコブ・デグロム投手のどちらかを放出し、若手有力選手を獲得する狙いだという。
 
 米スポーツサイト『ファンラグ・スポーツ』の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が21日(日本時間22日)付の記事で報じている。
 
 開幕後は連勝を重ね好調だったメッツだが、現在はナショナル・リーグ東地区4位。首位と11.5ゲーム差と低迷している。ウェーバー公示なしのトレード期限である7月31日(同8月1日)までに、ダブルエースの一方を放出する可能性がある。
 
 トレードの候補として挙げられているシンダーガードは、長髪姿からアメリカン・コミックのスーパーヒーローにちなみ「ソー」の愛称を持つ。最速101マイル(163キロ)の速球を武器にする本格派投手。今季は11試合に登板し、4勝1敗、防御率3.06、64回2/3を投げ76奪三振の成績だ。
 
 一方、デグロムは今季15試合に登板し、5勝2敗、防御率1.51、95回1/3を投げ 120奪三振。ワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザーとともに今季サイ・ヤング賞の最有力候補に挙がっている。
 
 メッツ関係者によると、先発陣に不安を抱えるニューヨーク・ヤンキースが有力視されているという。白熱する2人のエースのトレード議論。実現すれば、メジャー全体の勢力図に与える影響は大きいだろう。