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現役最年長コローンが通算244勝目 ドミニカ出身投手の歴代勝利数トップに

2018/06/19

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 テキサス・レンジャーズのバートロ・コローン投手が18日(日本時間19日)、敵地コウフマン・スタジアムでのカンザスシティ・ロイヤルズ戦で今季4勝目を挙げた。メジャー最年長・45歳の右腕にとって通算244勝目となり、ドミニカ共和国出身選手の歴代勝利数トップに立った。
 
 コローンは初回、三者凡退の絶好の立ち上がり。2回は走者を出しながらも無失点で切り抜けた。4点の援護をもらった3回は適時打や犠飛で2失点。続く4回にも1点を失ったが、6回9安打1奪三振1四球の内容だった。
 
 対戦した打者27人のうち、初球ストライクは13人。自慢の制球力はやや精彩を欠いたが、ベテランらしい粘り強い投球を見せた。試合はレンジャーズがリードを守り、6-3で勝利した。
 
 メジャー通算244勝は、1983年に米野球殿堂入りを果たしたホアン・マリシャル氏を抜いてドミニカ共和国出身投手の歴代最多の勝ち星となった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、コローンはこの1勝について「殿堂入り選手の記録を抜けてとてもうれしい。神様と家族に感謝している。彼らがいつも僕の選手生命を支えてくれている」と喜びを語った。
 
 コローンがあと1勝すれば、デニス・マルティネス氏(ニカラグア)が持つラテンアメリカ出身投手歴代最多勝記録の245勝に並ぶ。
 
 1997年にメジャーデビューを果たしたコローン。これまで11球団を渡り歩き、着実に白星を積み重ねてきた。“ビッグ・セクシー”と親しまれる最年長右腕は「神様が僕に健康な体と時間をくれるなら、マルティネスを抜いて単独1位になるよ」と記録更新を見据えた。