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平野、ついに20戦試合連続無失点! あわや満塁弾の大飛球をセンターが超ファインプレー

2018/06/19

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が18日(日本時間19日)、敵地でのロサンゼルス・エンゼルス戦にリリーフ登板した。
 
 ダイヤモンドバックスは、初回のポール・ゴールドシュミット内野手による2ラン本塁打で先制。3点リードの4回にはジェフ・マシス捕手、ジャロッド・ダイソン外野手のタイムリー安打によって3点を追加し試合を優位に運ぶ。
 
 平野は6-2と4点を追う6回、1死一塁の場面で先発ザック・グレインキー投手の後を受けて2番手としてマウンドに登った。今季チーム72試合目で、自身では35試合目の登板。まずイアン・キンズラー内野手に対してカウント2-2からスプリットを投げ込んだが、これを引っ張られサードへの内野安打。一、二塁となる。
 
 ここで打席に迎えたのは今季絶好調のマイク・トラウト外野手。カウント3-1としたところで、セットに入る際に体をスムーズに動かすことができず、これがボークの判定。二、三塁とピンチを広げてしまう。そして、トラウトに対してフルカウントまで持っていったが、最後はスプリットで四球。ついに満塁となった。
 
 そして、3番のジャスティン・アプトン外野手と対し、初球から5球連続で速球を放りフルカウントとして6球目の91.5マイル(約147キロ)を捉えらるが、センター後方への打球をダイソンがジャンプしながら好捕。あとわずかで満塁本塁打となるところを決死のプレーで阻止した。しかしこれが犠飛となって、グレインキーが出した走者が生還し6-3とされた。
 
 2死一、三塁となって続くアルバート・プホルス内野手は83.3マイル(約134キロ)のスプリットで右直に打ち取り、最少失点で切り抜けた。平野は、この日2/3回19球(ストライク9球)を投げて被安打1、与四球1、無失点の成績で防御率は1.42。連続無失点試合をついに「20」に伸ばした。
 
 ダイヤモンドバックスは、その後もリードを守って7-4で勝利。連敗を2でストップさせた。
 
※14:28 タイトル、内容に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。