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今夏のトレード目玉、オリオールズ・マチャド 今季遊撃に転向も…守備は三塁が高評価?

2018/06/15

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 MLBでは7月31日(日本時間8月1日)、ウエーバー公示なしのトレード期限を迎える。今夏、トレードの目玉の一人に挙がるのがボルティモア・オリオールズのマニー・マチャド内野手だ。今季、三塁からかつて定位置だった遊撃に転向したマチャドだが、三塁手の価値が高いという見解もある。
 
 マチャドはドミニカ共和国出身の25歳。走攻守三拍子そろった有望株として、2010年ドラフト1位指名(全体3位)でオリオールズに入団した。マイナー時代は遊撃が定位置だったが、12年に三塁手としてメジャーデビューし、レギュラーとして定着。13年と15年にゴールドグラブ賞を獲得し、メジャー屈指の三塁手に成長したが、今季はチーム事情により、遊撃手に復帰した。
 
 今オフにフリーエージェント(FA)となる見通しのマチャド。シーズン中にトレードする可能性もあり、その動向に注目が集まっている。
 
 13日(日本時間14日)時点で、マチャドは 66試合に出場し、打率.307、18本塁打、50打点。打撃指標の一つであるOPS(出塁率+長打率)は.957と、打撃力は申し分ない。
 
 一方、守備に関しては今季復帰した遊撃手より三塁手の方が優れているという見方もある。米データサイト『ファングラフス』によると、各ポジションの平均と比較してどれだけ失点を防いだか示す守備防御点(DRS)において、マチャドは三塁手だった昨季まで毎年プラスを記録。プラス15点を超えるとゴールドグラブ級とも言われる中、13年には驚異のプラス35点をマークした。
 
 しかし、遊撃手に転向した今季のDRSはマイナス12点で、データに基づくと、トレード市場では三塁手としての価値が高いとも言える。
 
 オリオールズは現在、アメリカン・リーグ東地区最下位と低迷中。マチャドは上位の優勝を目指すチームの最後の“ピース”として獲得される可能性が高い。米公式サイト『MLB.com』は、三塁手としての移籍先候補にアトランタ・ブレーブス、ロサンゼルス・エンゼルス、クリーブランド・インディアンス、そしてボストン・レッドソックスを挙げている。