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平野、気迫のスプリット4連投で完璧火消し! 17戦連続無失点でチームの5連勝に貢献

2018/06/13

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回またぎも何の!先頭に安打許すも後続打ち取る

 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が12日(日本時間13日)、本拠地チェイス・フィールドで行われたピッツバーグ・パイレーツ戦にリリーフ登板。ピンチもスプリットを連投し無失点で切り抜けるなど好投し、17試合連続無失点とした。
 
 平野は、10-8と2点リードの7回2死一、三塁の場面で5番手としてマウンドに登った。ピンチでの登板となったが、打席に迎えたショーン・ロドリゲス外野手に対し、初球からスプリットを3球続けカウント1-2とすると、最後も81.9マイル(約132キロ)のスプリットを投げ込んで二ゴロに打ち取り、走者の生還を許さなかった。
 
 そして8回のマウンドも任されると、先頭のジョシュ・ハリソン内野手に82マイル(約132キロ)のスプリットを右前安打とされる。しかし続くコリー・ディッカーソン外野手はスプリットで二ゴロに打ち取り、1死二塁となって迎えたスターリング・マルテ外野手には一転して89.1マイル(約143キロ)の速球で右直に仕留めた。
 
 イニングの途中だったが、平野はここでお役御免となり、ブレイデン・シプリー投手に後を託した。この日1回12球(ストライク10球)を投げた平野。被安打1、無四球、無失点の好投で連続無失点試合を「17」に伸ばし、防御率は1.55となった。
 
 ダイヤモンドバックスは、初回に6得点するなどして作った序盤の大量リードを、中盤に詰め寄られながらも最後はジョン・ジェイ外野手の3ラン本塁打で突き放して13-8で勝利。今季初の5連勝を飾り、ナショナル・リーグ西地区首位の座をがっちりキープした。