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マリナーズ、首位キープで17年ぶり地区優勝なるか 米公式サイト“意外な躍進”に注目

2018/06/08

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 MLBは開幕から約2カ月半が経過し、レギュラーシーズンはまもなく折り返しを迎える。7日(日本時間8日)現在、アメリカン・リーグ西地区では、2001年以来、地区優勝から遠ざかっているシアトル・マリナーズが首位をキープ。米公式サイト『MLB.com』では、今季、意外な躍進を遂げたチームの一つだと紹介している。
 
 マリナーズはここまで39勝23敗、勝率.623で、ア・リーグ西地区首位に立っている。ロビンソン・カノー内野手の薬物規定違反、エースであるフェリックス・ヘルナンデス投手の不調など懸念材料があったが勝利を積み重ね、昨季ワールドチャンピオンのヒューストン・アストロズをかわして地区トップに躍り出た。
 
 チームの躍進には、好調の先発ジェームズ・パクストン投手とジーン・セグーラ内野手の活躍が大きい。
 
 カナダ出身の本格派左腕パクストンは、今季13試合に登板し、5勝1敗、防御率2.95の成績。193センチの長身から繰り出される速球が武器で、5月8日のトロント・ブルージェイズ戦ではノーヒットノーランを達成した。
 
 セグーラは昨季、球団の遊撃手として17年ぶりとなる打率.300以上を記録した。今季は58試合に出場し、打率.341、5本塁打、39打点、13盗塁の成績。オールラウンダーとしてチームを支えている。
 
 今季新加入のディー・ゴードン外野手、2014年から3年連続40本塁打以上を放ったネルソン・クルーズの活躍も大きい。このまま首位を維持し、17年ぶりの地区優勝を果たせるのか。