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エンゼルス・トラウトが歩む“最高選手”への道、3度目のMVP獲得なるか 米公式サイトが有力候補を予想

2018/06/07

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Getty Images



 現役最高選手とも称されるロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手。今季すでに19本塁打を放つなど、好調を維持するスーパースターに対して、3度目の最優秀選手賞(MVP)獲得への期待がかかる。米公式サイト『MLB.com』が6日(日本時間7日)に発表したMVP予想では、アメリカン・リーグ最有力候補に挙がった。
 
 公式サイトでは、記者と編集者の計37人の投票によってMVP有力候補を選出。アメリカン・リーグとナショナル・リーグの各3選手を紹介している。
 
 特にア・リーグ筆頭候補のトラウトは、例年以上に調子がよく、「最高選手」への道を歩んでいると評価している。5日(同6日)終了時点で、トラウトは今季ここまで全62試合に出場し、打率.315、19本塁打、39打点、13盗塁の成績。打者を評価する指標のひとつであるOPS(出塁率+長打力)は1.118。OPSは0.900を超えれば非常に優秀と言われており、現在のトラウトの数値は驚異的だと言える。
 
 トラウトは2014年、2016年にア・リーグMVPに選ばれており、今季3度目の受賞となれば史上11人目の快挙となるという。
 
 ナ・リーグのMVP最有力に挙がったのは、アトランタ・ブレーブスのフレディ・フリーマン内野手だ。カナダ出身の強打の一塁手は、今季ここまで61試合に出場し、打率.339、10本塁打、42打点。OPSは0.988と高い数字を残している。また、四球の数はリーグ2位の39と選球眼にも優れ、出塁率はナ・リーグトップの.435を記録している。
 
 そのほかの有力候補は、ア・リーグは今季絶好調のムーキー・ベッツ外野手(レッドソックス)、ホセ・ラミレス内野手(インディアンス)が選ばれており、ナ・リーグはサイ・ヤング賞の最有力候補でもあるマックス・シャーザー投手(ナショナルズ)、ノーラン・アレナド内野手(ロッキーズ)が名を連ねた。