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メジャー最年長45歳コローンが通算243勝目! ドミニカ共和国出身投手の歴代最多タイ

2018/06/07

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通算2500奪三振まであと「1」

 テキサス・レンジャーズのバートロ・コローン投手が6日(日本時間7日)、本拠地グローブライフ・パークで行われたオークランド・アスレチックス戦で今季3勝目を挙げ通算243勝とし、ドミニカ共和国出身投手として歴代最多タイの勝ち星となった。
 
 野手も含めメジャー最年長選手となる45歳のコローンは初回、二塁打を浴びながらも4番クリス・デービス外野手から見逃し三振を奪って無失点とすると、2回以降も許した走者を返さない粘りの投球を披露。
 
 5回にデービスに2ラン本塁打を浴び、この回を最後にマウンドを降りたが、レンジャーズは序盤からのリードを守り切り8-2で勝利を収めた。
 
 5回97球(ストライク55球)を投げ被安打6、与四球2、奪三振1、失点2のコローンは今季3勝目を挙げ、通算243勝。これで、1960年~1975年に活躍し、1983年に米野球殿堂入りを果たしたホアン・マリシャル氏に並んでドミニカ共和国出身投手の歴代最多の勝ち星となった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、コローンは「(通算243勝には)とても満足している。殿堂入り選手に並んだわけだから、誇りに思うよ」と喜びを語った。
 
 レンジャーズのジェフ・バニスター監督も「バートロ、そしてチームにとってとても素晴らしい瞬間。最も重要なのは、彼が今もなお現役選手として歴史に名を刻み続けていることだ。そしてその一部として、我々とともに一緒にいるのが信じられないほど素晴らしいことだと感じている」と称賛している。
 
 コローンはこの日1つ三振を奪い、通算2500奪三振まであと「1」とした。また、ラテンアメリカの投手としての最多勝利数245にもあと「2」と迫っている。
 
 まだまだ目の前に歴史を刻む瞬間が控えている右腕は、その巧みな投球術とともにその腕を振り続ける。