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ナショナルズ・シャーザー、10勝一番乗り! 圧巻13Kの快投で自身初300Kも有力

2018/06/06

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6回に3者連続3球三振!

 ワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザー投手が5日(日本時間6日)、本拠地ナショナルズ・パークで行われたタンパベイ・レイズ戦で8回13奪三振の好投で今季メジャー最速で10勝目を挙げた。
 
 シャーザーは、初回に2三振を奪い3者凡退の立ち上がりを見せると、その後も最速96.8マイル(約156キロ)の速球とチェンジアップ、スライダー、カットボール、カーブを駆使して三振と凡打の山を築いていった。
 
 6回には3者連続3球三振を記録し、4点リードの8回に2死一、二塁から2点タイムリー二塁打を浴びたが、最後の打者も三振に打ち取り降板。
 
 この日は8回99球を投げてストライクは何と81球。被安打5、無四球、奪三振13、失点2の成績で防御率は1.95とした。2時間16分とスピーディーだった試合も4-2で勝利。シャーザーは今季メジャー最速となる10勝目をマークし、9年連続2ケタ勝利とした。
 
 また、シャーザーの今季2ケタ奪三振は登板13試合(投球イニング:87回2/3)で9度目。早くも133奪三振をマークしており、これはメジャートップの数字。2位のゲリット・コール投手(ヒューストン・アストロズ)の116個を大きく引き離している。
 
 ここまま怪我無くいけば7年連続200奪三振以上は間違いなく、キャリア初の300奪三振とともに史上3人目の3年連続サイ・ヤング賞受賞も有力だ。