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田中将大、悪天候も粘投で今季7勝目 6回途中4失点7K、ヤンキースは二桁安打で4連勝

2018/06/03

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は2日(日本時間3日)、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に先発登板。5回1/3を投げ、8安打7奪三振1四球4失点の内容で、今季7勝目を挙げた。防御率4.79とした。
 
 試合は悪天候により、約1時間40分遅れで開始。スライド登板の田中は降雨の中、粘りの投球を見せた。初回1死走者なしで2番ジョーンズに左中間への先制のソロを許すも、後続を連続三振に取った。
 
 逆転に成功し、2-1で迎えた2回裏、打者2人を凡打に抑え、7番デービスに中前打を許したが、続くバレンシアを中飛に取った。さらに2点の援護をもらった3回、1死走者なしで1番リカードに93.2マイル(約150キロ)速球を左翼へ運ばれ、この日2本目の被弾。続くジョーンズに中前打を放たれたが、連続三振で切り抜けた。
 
 4-2の4回は、2死三塁のピンチを迎えるもバレンシアを空振り三振に取って無失点。5回は先頭の出塁を許したが、後続を二飛、併殺打で仕留めた。
 
 6-2で迎えた6回、田中は先頭マチャドに5球目85.1マイル(約137キロ)のスライダーを左中間へ運ばれ、3点目を献上。トランボを空振り三振に取ったが、スコープに中前打、マンシーニに四球を与え、1死一、二塁としたところでマウンドを降りた。2番手ホルダーは2死一、二塁からバレンシアに適時二塁打を浴び、二塁走者のスコープを生還させたが、1失点で切り抜けた。9回に5番手ロバートソンが1点を失ったが、リードを守り切った。
 
 ヤンキースは、2回にアンドゥーハーの6号2ラン、3回にスタントンの12号2ランを放つなど13安打8得点。チームは8―5でオリオールズを下し、4連勝を飾った。