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前田健太、「右臀部の張り」で緊急降板 先発試合1回2/3での降板は自身メジャー最短

2018/05/30

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われているフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板したが、2回途中で緊急降板。球団がその理由を「右臀部の張り」と発表した。
 
 自身2連勝中(計14回2/3無失点)で臨んだ前田。初回、先頭のセザー・ヘルナンデス内野手にカーブを捉えられ、レフト線への二塁打とされるも、後続を遊飛、左飛に打ち取って2アウト。4番のカルロス・サンタナ内野手には四球を選ばれ一、二塁とされるが、5番のアーロン・アルテール外野手をスライダーで空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。
 
 2回、悪夢は突然やってきた。先頭のニック・ウィリアムズ外野手に91.7マイル(約148キロ)の速球を捉えられソロ本塁打で先制を許し、なお1死から二塁打を打たれ、直後に右足を気にする素振りを見せて監督やトレーナーらスタッフがマウンドに集まったがここは続投。そして、ジェイク・アリエタ投手を見逃し三振に打ち取り2アウトとしたところで再びスタッフが集まり、デーブ・ロバーツ監督が交代を告げた。この後球団は前田の降板理由を「右臀部の張り」と発表。
 
 前田はこの日1回2/3、38球(ストライク26球)を投げ被安打3、与四球1、奪三振2、失点2の成績。先発した試合で1回2/3で降板するのは自身メジャー最短で、防御率は3.61となっている。
 
 ドジャースは、最近10試合で8勝と調子が上向いていおり、エースのクレイトン・カーショウ投手も31日(同6月1日)に復帰登板する予定になっているだけに、今回の前田の負傷が長引かないことが望まれる。