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平野、10戦連続無失点で防御率1点台に回復! Dバックスは接戦落とし首位と1.5差

2018/05/28

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勝負どころでの「速球勝負」光る

 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が27日(日本時間28日)、敵地オークランド・コロシアムで行われたオークランド・アスレチックス戦にリリーフ登板。1回無失点で連続無失点を10試合に伸ばした。
 
 平野は、1-2と1点ビハインドの8回に4番手としてマウンドに登った。接戦で引き離されるわけにはいかない大事な場面。まず先頭の3番ジェド・ラウリー内野手に対して3球連続ボールとしたものの、そこから速球2球でフルカウントとすると、粘られた末に最後は92.1マイル(約148キロ)の速球で空振り三振に仕留めた。
 
 続くマット・オルソン内野手は、5球連続速球で押し、カウント1-2として6球目の83.4マイル(約134キロ)のスプリットで一ゴロ。続くチャド・ピンダー外野手はフルカウントから93.5マイル(約150キロ)の速球を右前安打とされたが、直後のマット・チャップマン内野手に対しては、決め球の92.3マイル(149キロ)など全球速球勝負で見逃し三振に打ち取った。
 
 平野は1回25球(ストライク16球)を投げて被安打1、無四球、奪三振2、無失点の好投。自身最長を更新する10試合連続無失点で、防御率は4月28日(同29日)以来の1点台となる1.93にまで下がった。
 
 しかしダイヤモンドバックスは、平野の好投も報われず9回を無得点で終え1-2で敗戦。ナショナル・リーグ西地区首位のコロラド・ロッキーズとの差を1.5ゲームに広げられた。