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ブリュワーズ新鋭左腕リリーフ、驚異の奪三振力で前人未到の救援200Kなるか

2018/05/22

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 ミルウォーキー・ブリュワーズのリリーフ左腕ジョシュ・ヘイダー投手は今季開幕以来、驚異的なスピードで奪三振の山を築いている。今季ここまで16 試合27回1/3を投げ、奪三振数56。メジャー2年目の左腕は歴史的ペースで数字を積み重ねており、このペースでいくと救援投手では前人未到のシーズン200奪三振の可能性が見えてきた。
 
 ヘイダーは2012年ドラフトでボルティモア・オリオールズに指名されて入団。13年にヒューストン・アストロズにトレード移籍。傘下のマイナーチームを経て、15年にブリュワーズに加わった。昨季メジャーデビューを果たし、リリーフとして35試合に登板し、47回2/3を投げ68奪三振、防御率2.08と好成績を残していた。
 
 今季はここまで16試合に登板し、27回1/3を投げ、56奪三振、防御率1.32と圧巻の成績。4月30日(日本時間5月1日)の敵地レッズ戦では2回2/3を投げ、打者9人から8奪三振、5月19日(同20日)の敵地ツインズ戦では打者8人から6奪三振した。球団公式ツイッターでは6奪三振を一挙公開すると、「信じられない」「全試合で投げるべき」などの称賛が相次いでいる。
 
 『MLB.com』によると、これまでリリーフで1シーズン200奪三振を達成した選手はおらず、150奪三振を達成した投手が6人いるだけだ。ヘイダーの今季の奪三振ペースがこのまま続くと、56試合95回1/3を投げ、197奪三振に到達する計算になるという。200三振を奪う可能性も大いにある。
 
 ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「ジョシュのピッチングは非常にいいし、我々のゲームに与える影響は大きい」と評価。さらに「ナショナル・リーグオールスターチームへの選出やサイ・ヤング賞獲得の議論も生まれるんじゃないか」と記者団に質問を投げかけ、「彼がいいピッチングを続けて、ファンにそんな野球談議を繰り広げてほしいね」と期待をにじませた。
 
  仮にリリーフでサイ・ヤング賞を獲得するとなると、2003年のエリック・ガニエ投手(当時ロサンゼルス・ドジャース)以来となる。15年ぶりの快挙、前人未到の偉業達成なるか。24歳左腕に注目だ。
 

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