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ブレーブス、若手有望株2人が躍動 試合決める鮮やか連打に「我々が夢見てきたこと」

2018/05/17

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 アトランタ・ブレーブスが16日(日本時間17日)、本拠地サン・トラスト・パークで行われたシカゴ・カブスとの試合で勝利。21歳オジー・アルビーズ内野手と20歳ロナルド・アクーニャ外野手の若手2人が躍動した。
 
 ブレーブスは1-1の同点で迎えた8回、1死からまず1番打者アルビーズがカブス4番手のカール・エドワーズ・ジュニア投手から右中間へ今季2本目の三塁打で出塁すると、続く2番のアクーニャはカウント1-0から2球目のカーブを捉えレフトへのタイムリー安打。あっという間に勝ち越しに成功した。
 
 この得点をきっかけに打線が繋がってさらに2点を追加し、ブレーブスは4-1で勝利を収めて連敗を阻止。8日(同9日)からここ9試合で7勝を挙げ、ナショナル・リーグ東地区首位をキープしている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、試合後アルビーズは「これは我々が夢見てきたこと。それが今実現したんだ」と話し、アクーニャもそんなアルビーズについて「彼に才能があるのは知っているから驚かないよ」とコメント。一方、ブライアン・スニッカー監督は「彼はとても勝負強い。彼にとって素晴らしい本当に週になったね」と2試合連続タイムリー安打を放ったアクーニャの働きを褒め称えていた。
 
 ともに将来のスター候補として期待されている、オランダ領キュラソー出身で2年目のアルビーズとベネズエラ出身で1年目のアクーニャ。球団の公式ツイッターでも仲の良さがうかがえるベンチでの様子が動画で紹介されるなど、若手有望株の力がチーム全体に活気を与え、球団再建は順調に進行している。2013年以来5年ぶりの地区優勝へ向けて、勢いはどこまで続いていくだろうか。

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