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アスレチックスのピスコッティ、亡き母に捧ぐ本塁打 4試合ぶり戦線復帰で生まれた特別なアーチ

2018/05/16

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 オークランド・アスレチックスのスティーブン・ピスコッティ外野手が15日(日本時間16日)、敵地フェンウェイ・パークでのボストン・レッドソックス戦に「8番・右翼」で出場。2回にピスコッティにとって、特別な本塁打が生まれたと米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 ピスコッティの母親のグレッチェンさんは、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)で闘病を続けていたが、今月6日(同7日)に死去。そのため、ピスコッティはチームを離れていた。
 
 この日は、ピスコッティにとって4試合ぶりの戦線復帰。2回の第1打席、名物“グリーン・モンスター”を越える左翼へソロ本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周してホームインする際には胸を数回叩くしぐさを見せた。
 
 『MLB.com』によると、胸に手を当てるしぐさはピスコッティの母親が良くしていたという。ピスコッティは「三塁を回ったとき、母のことが頭に浮かんだんだ。母がしていたように胸に手を当てたんだ」と振り返っている。