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復帰登板のダルビッシュ、4回1失点…わずか61球で降板 今季初勝利はお預け

2018/05/16

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故障者リスト明け、13日ぶりのマウンド

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地サン・トラスト・パークで行われているアトランタ・ブレーブス戦に先発登板。今季初勝利を狙うマウンドだったが4回1失点。61球を投げたところで降板した。
 
 今季未だ勝ち星なく防御率6.00のダルビッシュ。7日(同8日)に「パラインフルエンザ」で10日間の故障者リストに入り、先発登板は2日(同3日)の本拠地リグレー・フィールドで行われたコロラド・ロッキーズ戦以来13日ぶり(中12日)となった。ブレーブス戦は過去1試合に登板し1敗。今季4月13日(同14日)に本拠地で行われたもので、4回2/3、105球(ストライク61球)を投げて被安打9(被本塁打1)、与四球4、奪三振4、失点4の成績だった。
 
 ダルビッシュは初回、1番オジー・アルビーズ内野手をカウント0-2から91.7マイル(約148キロ)のチェンジアップで空振り三振を奪うと、続くロナルド・アクーニャ外野手もカウント2-2から96.4マイル(約155キロ)の速球で見逃し三振。フレディ・フリーマン内野手には四球を与え2死一塁。続く4番ニック・マーケイキス外野手の打席でフリーマンが二塁盗塁を仕掛け、捕手のウィルソン・コントレラスが悪送球。ボールが転々とする間にフリーマンはホーム生還を狙ったが、レフトのカイル・シュワーバーからの好返球によってタッチアウト。先制点を許すピンチを間一髪で切り抜けた。
 
 2回、ダルビッシュが先頭で迎えたのは仕切り直しの打席となった4番のマーケイキス。カウント2-0から93.4マイル(約150キロ)の速球を投げ込み二ゴロとして1アウトを取った。続くカート・スズキ捕手は初球の93.4マイル(約150キロ)の速球で三直に打ち取り、リズム良く2アウトを取ったが、エンダー・インシアーテ外野手にはカウント0-1から85.2マイル(約137キロ)のスライダーをバントされ、これが三塁手への内野安打となって一塁に走者を置く。ホセ・バティスタ外野手の打席で盗塁を許し2死二塁とされたが、バティスタをフルカウントから96.3マイル(約155キロ)の速球で空振り三振に仕留めて、この回も無失点に抑えた。
 
 3回、ダルビッシュは先頭の8番ヨハン・カマーゴ内野手をカウント1-2から79.9マイル(約129キロ)のスライダーで一ゴロに打ち取ると、続くマイケル・フォルティネビッチ投手はカウント0-2からの83.5マイル(約134キロ)のスライダーで空振り三振。アルビーズには初球の88.6マイル(約143キロ)の速球を右前安打とされ、その後のアクーニャの打席で盗塁を許して2死二塁。再び得点圏に走者を背負った。アクーニャには四球を与え一、二塁とされたが、最後はフリーマンをカウント1-0から83.8マイル(約135キロ)のスライダーで三飛に打ち取って何とか無失点でイニングを終えた。
 
 4回に先制となる1点の援護をもらったダルビッシュ。チームに流れを作るためにも失点したくないイニングだ。先頭の4番マーケイキスをカウント3-1から85.6マイル(約138キロ)のスライダーで一ゴロに打ち取ると、続くスズキもカウント1-0から82.1マイル(約132キロ)のスライダーで三ゴロ。しかし、2死走者なしの場面で打席に迎えたインシアーテに、カウント1-1から91.9マイル(約148キロ)の速球を捉えられ、ライトスタンドへの同点ソロ本塁打とされて同点を許してしまった。続くバティスタはカウント0-2から82.1マイル(約132キロ)のスライダーで3球三振としたが、先制後の被弾という痛恨のイニングとなってしまった。
 
 ダルビッシュはここで交代。1-1の同点だったが、4回61球(ストライク36球)、被安打3(被本塁打1)、与四球2、奪三振5、失点1、防御率を5.56としたところで試合から離れることとなった。
 
 試合は、カブスが1-2と1点ビハインドの9回にアディソン・ラッセル内野手、ベン・ゾブリスト内野手のタイムリー安打で3得点し逆転。その裏にクローザーのブランドン・モロー投手が3者凡退に抑えて3-2で勝利を収め、チームは連敗を2でストップさせた。