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インディアンス、不調の救援陣に朗報 DL入りのリリーフエースが復活の兆し

2018/05/10

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 クリーブランド・インディアンスのリリーフエース、アンドリュー・ミラー投手が左ハムストリングの故障から回復の兆しをみせている。4月25日(日本時間26日)に故障者リスト(DL)入りしていたが、米公式サイト『MLB.com』は9日(同10日)、前日の模擬試合では35球程度を問題なく投げ切ったと伝えた。インディアンスのリリーフ陣はミラー離脱後苦しい状態が続いており、早期の復帰が期待される。
 
 リリーフエースとしてチームを支えるミラーは、2016年にインディアンスにトレード移籍。同年のアメリカン・リーグチャンピオンシップシリーズではMVPを獲得している。高い奪三振能力を持ち、昨季は62.2回を投げ、95奪三振、防御率1.44の成績。今季はDL入りした4月25日(同26日)までで、10回を投げ17奪三振、防御率1.56の成績だった。
 
 9日(同10日)時点で、インディアンスはア・リーグ中地区首位を走る。先発陣はコーリー・クルーバーとカルロス・カラスコの昨季最多勝コンビが双璧をなしているが、リリーフ陣はミラーの離脱によって、厳しい状況にある。『MLB.com』によると、ミラーのDL入り以降の最初の12試合において、リリーフ陣の防御率は10.06と大幅に悪化。このまま首位を維持し、地区三連覇を果たすには、ゲーム終盤の鍵を握るリリーフ陣の復調が必須だ。
 
 チームへの合流時期は明らかになっていないが、ミラーは「ハムストリングの故障はもう心配ない。チームのために調整を万全にしたい」と前向きにコメントしている。