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平野&前田が競演でともに奮闘! 平野はピンチ救う好救援、前田は自身3度目代打で犠打

2018/05/09

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手とロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が8日(日本時間9日)、ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行われた試合に出場した。
 
 ダイヤモンドバックスの平野は、5-5の同点で迎えた延長10回無死一、二塁の場面で7番手として登板。いきなりピンチを背負ってのマウンドだったが、まずマット・ケンプ外野手を91.5マイル(約147キロ)の速球で中飛に打ち取り1アウト。代走で出場していた二塁走者のロス・ストリップリング投手がタッチアップで三塁へ進塁し一、三塁。続くジョク・ピーダーソン外野手は敬遠で満塁となった。
 
 ここでカイル・ファーマー捕手を打席に迎えると、平野はカウント2-2から85マイル(約137キロ)のスプリットを投げ込んで空振り三振に仕留めた。続いて登場したチェイス・アトリー内野手も、カウント1-2から85.6マイル(約138キロ)のスプリットを外角低めに投じて見逃し三振を奪い、絶体絶命のピンチを無失点で切り抜けた。平野はこの日、1回18球(ストライク11球)、無安打、与四球1(敬遠)、奪三振2、無失点の好投で防御率を2.81とした。
 
 一方ドジャースは、11回の攻撃でエンリケ・ヘルナンデス外野手が四球、クリス・テイラー外野手も死球で出塁し無死一、二塁のチャンスを作る。1死後、投手のトニー・シングラーニに代わって打席に向かったのは投手の前田だった。自身キャリア3度目の代打起用となった前田は、ダイヤモンドバックス8番手のシルビーノ・ブラチョ投手に対し、初球で一塁への送りバントを決め2死二、三塁とチャンスを広げたが、後続が倒れて得点には結びつかなかった。
 
 試合は12回、ダイヤモンドバックスのダニエル・デスコールソ内野手が勝ち越しの3ラン本塁打を放って、最終スコア8-5でチームを勝利に導いた。