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イチロー、足で稼いだマルチ安打! 今季初めて右翼の守備にも就く

2018/04/23

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 シアトル・マリナーズのイチロー外野手が22日(日本時間23日)、敵地でグローブライフ・パークで行われたテキサス・レンジャーズ戦に「6番・ライト」で先発出場。2安打2四球をマークした。
 
 18日以来4日ぶりの出場となったイチローは2回、無死一、二塁の場面で第1打席を迎えた。相手先発マーティン・ペレス投手に対して、カウント1-1から内角高めにきた92マイル(約149キロ)の速球をはじき返すと、これが一塁への内野安打となった。第2打席は4回1死走者なしで迎え、再びペレスとの対戦で今度はカウント0-1からインサイドに来た91マイル(約146キロ)の速球を叩くと、これも内野安打。イチローの持ち味である走力が生きた2打席連続安打となった。
 
 6回の第3打席、7回の第4打席はいずれも四球で出塁し、9回の第5打席はケオニー・ケラ投手の前に空三振に倒れたが、この日は3打数2安打2四球で打率も.250に上昇。通算安打でも3089安打となり、歴代20位のデーブ・ウィンフィールド氏が持つ記録3110安打まであと21安打とした。
 
 また、今季初めて就いたライトの守備では、初回の先頭打者が放ったライナーを捕球するなど4度の守備機会を難なくこなした。
 
 試合はマリナーズが先発エラスモ・ラミレス投手が5回途中5失点で降板し、打線も2回の満塁の好機で無得点など噛み合わず、4-7で敗れた。