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Bジェイズ、主砲抜けるも長打力は依然魅力。投手陣は先発の踏ん張り次第【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/10

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【投手陣:C】絶対的守護神に繋ぐまでが不安。先発陣の踏ん張りが不可欠

 トロント・ブルージェイズは、昨季に引き続きマーカス・ストローマン(写真)、J.A.ハップ、マルコ・エストラーダが中心となって先発ローテーションを回すことになる。
 
 2016年に15勝したものの、昨季は故障で1勝にとどまったアーロン・サンチェス、そして新加入のハイミー・ガルシアの復活があれば、先発陣は期待できるだろう。
 
 しかし、問題は中継ぎ陣。昨季39セーブを記録した守護神ロベルト・オスーナに繋ぐまでの継投に不安が残る。
 
 変則左腕のアーロン・ループをはじめ、ライアン・テペラ、ジョー・ビアンジーニはともに防御率3点台後半から5点台とパッとしない。速球派ジェイク・ペトリカ、2011年にセーブ王の称号を得た下手投げのジョン・アックスフォードの新戦力がどれだけ働くかが勝敗を左右するだろう。

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