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大谷、衝撃的な本拠地デビュー! メジャー第1号HR含む3安打3打点で大観衆も歓迎

2018/04/04

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われているクリーブランド・インディアンス戦に「8番・指名打者」で先発出場した。
 
 本拠地デビューとなった大谷は初回、2-2の同点に追いついた直後、なおも満塁のチャンスで第1打席を迎えた。インディアンス先発のジョシュ・トムリンに対し、カウント1-1からの3球目のカーブを見逃すとこれがワイルドピッチとなり1点を勝ち越し。そして、カウントカウント2-2からの6球目の73マイル(約118キロ)のカーブを捉えると、打球は右中間スタンド前列に飛び込む第1号3ラン本塁打となった。大歓声の中ホームベースを踏み、満員の客席のカーテンコールに笑顔で応えた。
 
 第2打席は3回走者なしの場面。トムリンの初球の速球を見送りストライク。そして大谷は続く2球目の84マイル(約135キロ)のカットボールを振り抜き、打球は二塁手のジェイソン・キプニスのグラブをはじく右前安打に。自身メジャー初の1試合複数安打、それも2打席連続安打となった。
 
 5回の第3打席は、リリーフ右腕のダン・オテロの90マイル(約145キロ)の速球の前に3球三振に倒れたが、大谷の勢いは止まっていなかった。8回に先頭打者として第4打席に立つと、4番手の右腕ザック・マカリスターから94マイル(約151キロ)の速球を中前へはじき返し、これがこの日3本目の安打。続くレネ・リベラ捕手の2ラン本塁打で生還した大谷は、4打数3安打(1本塁打)、3打点、2得点の活躍でホームデビュー戦を飾るとともに、球場に訪れた3万5千人を超える大観衆による歓迎の声を受けた。
 
 試合は、5本塁打と打線が爆発したエンゼルスが13-2で勝利。開幕投手を務めたギャレット・リチャーズが今季2戦目にして初勝利を挙げた。