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田中将大、OP戦3連敗も6回途中1失点の快投 指揮官「準備ができている」

2018/03/24

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が23日(日本時間24日)、ボストン・レッドソックスとのオープン戦に先発登板。5回2/3を投げ、5安打、無四球、6三振、1失点と快投もオープン戦3敗目を喫した。
 
 この日がオープン戦4試合目の登板になった田中は、0勝2敗と波に乗れずにいた。しかし、この日は素晴らしい投球を披露する。初回を三者凡退に抑えると、2回も同じく三者凡退。3回は先頭打者のデヘススに外角の直球をうまく逆方向に運ばれ、ソロ本塁打を許すも、失点はこの1点のみ。
 
 その後も安定した投球を見せた田中は6回途中に連打され、2死を迎えたところで交代。5回2/3を69球投げ、ストライクが54球として1失点に抑えた。
 
 この投球内容にヤンキース新監督のアーロン・ブーンも満足だ。試合中にインタビューに答えたブーン監督は田中について「スプリットがとても良かったし、球速も出ていた。速球に関してはこの春で一番良かったと思う。制球もできていたし、彼は(シーズンに向けて)準備ができているように思うよ」と絶賛した。
 
 一方で、田中の好投は報われず、1番・ジャッジ、2番・スタントンで臨んだヤンキース打線はレッドソックス投手陣の前に沈黙。1点も取ることができずに、田中はオープン戦で3敗目を喫した。
 
 昨季はオープン戦で絶好調だった田中だが、シーズンに入ってからは不調。今季は徐々に調子を上げ、シーズン開幕を迎えようとしている。MLB5年目のシーズンは周囲の期待に応える活躍ができるのだろうか。