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メジャー9年目の田澤、1回無失点。契約最終年で正念場のシーズン

2018/03/20

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 マイアミ・マーリンズの田澤純一投手が19日(日本時間20日)、米フロリダ州ジュピターで行われたワシントン・ナショナルズとのオープン戦に登板した。
 
 田澤は、7回から4番手として登板。先頭のマット・レイノルズ内野手に中前安打を打たれたが、続くエイドリアン・サンチェス内野手は中飛、ペドロ・セベリーノ捕手は三ゴロで二塁封殺、最後はアンドリュー・スティーブンソン外野手を左直と打ち取り無失点で切り抜けた。これで今季オープン戦は4試合で計4イニングを投げ被安打3、被本塁打1、与四球1、奪三振1、失点2、防御率4.50となった。
 
 メジャー9年目を迎える田澤だが、昨季は5年連続50登板以上を果たしたものの、防御率はその5年間の中でもワーストの5.69と落ち込んだ。チームはオフにデレク・ジーター氏が最高責任者に就任し、ジャンカルロ・スタントン外野手、クリスチャン・イェリッチ外野手など主力選手を次々に放出する「ファイヤーセール」を敢行。苦戦が強いられることが必至の状況となっている今季は、リリーフ陣の要となるとともに、2年契約最終年の自身の株を挙げるためにもフル回転することが不可欠となっている。