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大谷の打撃レベルはメジャー級にあらず? 米スカウト断言「彼は高校生みたいなもの」

2018/03/10

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Getty Images

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 本格的な二刀流として日米を騒がせている大谷翔平投手。オープン戦で投打ともに実戦経験を積み、レギュラーシーズンでの二刀流に向けて調整を重ねているが、米スカウトからの評価は厳しいようだ。9日(日本時間10日)、「ヤフースポーツ」のジェフ・パッサン記者がスカウト数人から聞いた大谷の評価についての記事を執筆。そこでは、大谷は現時点では打撃面ではMLBでは通用しないと評価されている。
 
 パッサン記者が8人のメジャーリーグのスカウトに大谷についての評価を聞くと、彼らの答えは似通っていたという。多くのスカウトが大谷のパワーとスピードは認めているが、現段階ではメジャーリーガーの内角の直球に対応できない。メジャー級の打者になるためには少なくとも500打席はマイナーリーグで経験を積むべきだという見方をしているという。
 
 また、これらの評価は現時点でのオープン戦での打撃成績(11打数1安打)に基づいているわけではないとも記事では明確に述べられている。
 
 例えば、あるスカウトは日本とMLBの投手の質の違いについて言及。6日に行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦では大谷はゴッドリーのフロントドアのシンカーで追い込まれて、カーブに空振り三振。このような投球の違いが問題になるだろうと指摘している。一方で、別のスカウトは大谷の打撃フォームについて注目。内角の直球が弱点だと言及している。
 
 また、メジャーリーガーの投球に関しては直球やシンカーだけではなく、日本球界ではあまり見られない回転数の多いカーブボールも大谷は苦しむことになりそうだと同じスカウトは指摘。実際にオープン戦では前述したゴッドリーや、別の試合でもカーショウのカーブボールに対応できなかった姿を見ることができる。
 
 「彼は高校生の打者みたいなものだよ。良いカーブを見たことがなかったからね」とスカウトはパッサン記者に語ったという。「直球やチェンジアップは見たことがある高校生の打者にいきなりメジャーリーグでプレーしろと言うかな」
 
 大谷の打撃に関してのスカウト陣からの評価はかなり厳しいようだ。大谷はこの評価を覆すことができるのか。開幕まではすでに1ヶ月を切っている。