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やっぱり「飛ぶボール」になっていた? 新研究結果で試合球の変化が明らかに

2018/03/03

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 MLBでは昨季、従来の記録(2000年:5693本)から400本ほど上回る6105本塁打を記録。突然の本塁打数増加に試合球が「飛ぶボール」へと変わったとの疑いが消えない中、米国で新たな研究結果が発表され、ボールの芯などが実際に変化していたことが明らかになった。
 
 米メディア「ファイブサーティエイト」によると、「ESPNスポーツサイエンス」監修のもと、ケント州立大学と南カリフォルニア大学の研究チームが試合球を調査。その結果、ボールの芯の密度や使用されている物質が2015年に使用されていた試合球と異なることが明らかになったという。
 
 新しく使用されているボールの芯は以前のものより平均で0.5グラム軽くなり、40%密度が薄くなっていることが判明した。また、芯に使用されている素材にも変化が見られ、それが芯の重量と密度の変化につながると指摘されている。
 
 このニュースに関して、ヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手が反応。自身のツイッターで、「ボールが飛びやすくなっていることは気にしない(本気で)。僕たち全員が同じボールを使っているからね。フェアだと思う」としながらも、「嘘をつかれていることが好きではない。僕は明らかに何かが違うことが分かっていた。昔の記録が破られ、数字が歪んでいたしね」と自身の意見を述べた。
 
 バーランダーが指摘する通り、MLB側はボールに変化がないことを繰り返し主張している。果たして状況が変わることはあるのだろうか。また、今季使用される試合球はどのようになるのか。引き続きボールを巡るニュースにも注目だ。