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キューバから亡命の21歳有望株、各球団で争奪戦へ 契約金・年俸は大谷と同様に制限

2018/02/22

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 キューバからハイチに亡命し、現在は米球界でのプレーを目指しているフリオ・パブロ・マルティネス外野手(21)とメジャー球団の契約が近くなっていることをMLB公式サイトが21日(日本時間22日)付で報じた。
 
 マルティネスはスピードとパワーを兼ね揃えた若手外野手で、昨季はカナダ国内リーグでもプレーしていた。米国でも有望株との評価が高く、各球団で争奪戦となることは必至のようだ。
 
 マルティネスは21歳と若くキューバ出身でもあるため、新労使協定によって契約金や年俸が制限されることになる。そして、各球団がマルティネスを獲得する際には、あらかじめ定められた契約金枠である「インターナショナル・ボーナス・プール」の枠内から契約金を拠出する必要がある。同制度はロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手の争奪戦が繰り広げられていた際にも大きく注目を集めた。
 
 そのため、大谷を獲得できなかったことでこの枠が余っている、レンジャーズなどを中心とした球団で争奪戦が繰り広げられることになると見られている。一方、マルティネスにとっては新労使協定の影響で大谷と同様に契約金などが制限される形となってしまった。
 
 「インターナショナル・ボーナス・プール」は7月2日から翌年の6月15日の約1年間が対象となることもあり、現在は枠に余裕がないチームでも、7月まで待つことでマルティネスと好条件で契約を結ぶことが可能となる。なお、マルティネスがチームと契約に至った場合、2AもしくはA+のチームに所属してメジャー昇格を目指すものと見られている。