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ダル、投球練習で打席に立ったチームメイトが脱帽「常軌を逸しているよ」

2018/02/21

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Getty Images

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 シカゴ・カブスに所属しているダルビッシュ有投手は20日(日本時間21日)、スプリング・トレーニングでライブBPと呼ばれる投手の調整具合を測る練習を行い、ウィルソン・コントレラス捕手、カイル・シュワーバー外野手などを相手に25球を投じた。
 
 昨季のポストシーズンでダルビッシュに好投を許したカブス打線は、チームメイトとなったダルビッシュの投球に脱帽しており、MLB公式サイトでは同日付で特集を掲載しその様子を報じた。
 
 正捕手のコントレラスは打席に入ってから見たダルビッシュについて「彼は常軌を逸しているよ。ブレーキの効いた球、速球はいずれもうまく制球されていたよ」と手放しで称賛した。この練習では打者は基本的にバットを振ることはないが、コントレラスは実際にスイングをして感触を確かめたようだ。
 
 コントレラスはオープン戦の期間中にダルビッシュの持つ多彩な球種を活かす配球を考える予定のようで「彼についてもっと把握しないとね」と二人三脚で歩んでいくことを明かしている。
 
 また、ポストシーズンで本塁打を浴びたシュワーバーもダルの投球に驚きを見せたが、ダルも「リーグ優勝決定シリーズのことを思い起こさせた」と述懐した。
 
 投球を見たジョー・マドン監督は「まだ2月20日だよ?」と現在の仕上がりに驚きを示しつつ「私が対戦相手として見てきた印象では、彼は右打者に対して素晴らしい低めの速球を投じるし、試合では打者に対してそのように話したよ。そして、現在の彼の状態はとても良いように感じられる。ボールは彼の手から上手くリリースされていたし、とてもキレイな投球に見えた」と話し、ポストシーズンで苦しめられたダルビッシュの投球を称賛した。
 
 また、マドン監督は「仕上がりが早いことは分かっているけど、それは彼に少なからずアドレナリンが出ているからであるのは確かなことだ。でも、彼は素晴らしい球を強い信念のもとに投げていた」と新天地で意気込むダルビッシュが調整ペースを早めていることに理解を示した。
 
 今季は調整のペースが早いダルビッシュだが、記事によると、チームがポストシーズンに出場してシーズンが延長されてもこのペースで練習を行う予定であったことも明かしている。
 
 監督・選手からも高く評価され、活躍が期待されているダルビッシュ。オープン戦の開幕も近づいてきているが、実戦などを経て万全な状態で開幕を迎え、チームに貢献していきたいところだ。