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パドレス・牧田の同僚の速球派左腕がDV容疑で制限リスト入り、マリファナの使用疑惑も

2018/02/14

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Getty Images



 サンディエゴ・パドレスに所属しているホセ・トーレス投手(24)が12日に薬物規定違反や事件関与により、MLB機構から出場停止処分を科された選手が登録される「制限リスト」入りとなっていた件について、トーレスは12月に妻とのトラブルの末に拳銃を向けDV容疑で逮捕されていたことを米国紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」が13日(日本時間14日)付で報じた。
 
 記事によると、トーレスは20日に上級裁判所に出廷する予定となっているようで、スプリング・トレーニングの参加、開幕ロースター入りは絶望的となった。また、米国では家庭内暴力に非常に厳しくなっていることもあり、MLB機構から改めて出場停止処分が下される可能性が非常に高い。
 
 パドレスも「私たちはホセ・トーレスに関する疑惑を認識しており、スプリング・トレーニングには参加させない方針だ。私達はこの問題を深刻に受け止めており、捜査にも全面的に協力する予定だ」と公式に声明を発表している。また、同紙によるとトーレスは今回のDV容疑だけでなく、マリファナの使用器具を所有し、さらには使用した疑いもあるようだ。
 
 トーレスは2016年にメジャーデビューを果たした速球派左腕で、昨季は62試合に登板して7勝4敗、防御率4.21という成績を残していた。メジャー3年目を迎える今季は牧田和久投手らと共にブルペン陣の一角を担うことが期待されていたが、自らの不祥事でプレーの機会を逃すことになってしまった。