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ダル、MLB公式はツインズ移籍を予想 契約年数・年俸など条件面で他球団よりも優位

2018/02/01

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 ロサンゼルス・ドジャースからFAとなり、所属先が決まっていないダルビッシュ有投手。スプリング・トレーニングの開催も近づいてきたが、未だにダルビッシュをはじめとする多くの選手の所属先が決まっていない。
 
 今オフは移籍市場の動きが遅くなっている中、MLB公式サイトでは「誰がユウを獲得するのか?」と題し、2月を目前に控えた31日(日本時間2月1日)付で特集を掲載。記事では、ダルビッシュはツインズと契約を結ぶ可能性が高いと予想した。
 
 記事では、ダルビッシュの自宅もあるテキサス州・ダラスを本拠地に置くレンジャーズは他球団より提示額が低いとリポート。ダルビッシュが再びレンジャーズでプレーするという希望があることも、移籍を決めかねる一因であると評している。
 
 また、移籍が有力視されているカブスは高額年俸の選手を抱えており、ダルビッシュを獲得しなくてもある程度の先発ローテーションを構築することのできる布陣を揃えており、数年後にダルビッシュとの契約が重荷になる可能性もあると指摘した。1月に入ってオファーを提示したことが分かったブリュワーズも2人の外野手を補強したことで、条件をやや下げざるを得ないようで、コストの低い他の投手の獲得を進言している。
 
 そして、ツインズに関しては長期契約が残っている選手も少なく、財政面に余裕があることから最も条件面で柔軟に対応できる球団であると評している。MLBネットワークの敏腕記者であるジョン・モロシ氏は「最低5年は保証できる契約を提示でき、獲得を望んでいる」と伝えており、条件面で優位に立っていることから獲得可能性が高いとしている。
 
 また、ツインズは既にブルペン陣も強化しており、ダルビッシュが加入すれば昨季のア・リーグ中地区覇者であるインディアンスを追い抜くことも可能であると評されている。
 
 各球団との交渉が長引いていることで、情報が錯綜している今オフの移籍市場。スプリング・トレーニングの開催が近づいていることもあり、いよいよ近日中に移籍先が決まる可能性が高そうだ。