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パイレーツ一筋・マカッチェンがジャイアンツにトレード 昨季開幕前にはWBC米国代表に

2018/01/16

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 2013年にはナ・リーグMVPに輝き、昨季の開幕前はWBC米国代表にも選出されていたピッツバーグ・パイレーツのアンドリュー・マカッチェン外野手がサンフランシスコ・ジャイアンツにトレード移籍となったことを、15日(日本時間16日)付でMLB公式サイトなど複数米メディアが報じた。
 
 パイレーツは14日にエース右腕であるギャレット・コール投手もトレードでアストロズに放出しており、投打の柱を放出して若手選手を獲得することを選択した。マカッチェンは9年間パイレーツ一筋でプレーし、球団からの信望も厚く、ファンからの人気も非常に高かったが、再建を期すチーム事情もあり惜しまれながらの退団となった。
 
 ジャイアンツからは若手のブライアン・レイノルズ外野手とカイル・クリック投手、米国のドラフト対象外である外国人選手を獲得するための契約金枠である「インターナショナル・ボーナスプール」を50万ドル(約5500万円)がパイレーツに放出される。
 
 2009年にメジャーデビューを果たしたマカッチェンはメジャー1年目から安定した打撃成績を残しており、毎年3割近い打率と20本塁打以上、高い出塁率をコンスタントに記録している。走攻守が高いレベルで揃っており、通算では打率.291、203本塁打、725打点、171盗塁、出塁率.379、OPS.866という成績を残している。
 
 ジャイアンツは長打力不足に悩まされていることもあり、安定した成績を残すことの出来るマカッチェンにかかる期待は大きくなっているようだ。