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右肘靭帯損傷報道の大谷、エンゼルスや地元紙が無事を強調「PRP注射は予防的措置」

2017/12/14

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 米国で右肘靭帯損傷の報道がなされている、ロサンゼルス・エンゼルス入りが決まっている大谷翔平。10月に自身の血小板を用いて組織の再生を図るPRP注射を受けていた事実も発覚したが、エンゼルスを中心として現地では楽観的な見方が強まっている。
 
 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では13日(日本時間14日)付で特集を掲載。同紙によると、エンゼルスはMRI検査の結果まで把握しており、その結果は大谷の移籍を妨げるものではなかったと報じている。
 
 エンゼルスのエプラーGMは大谷のPRP注射については予防的措置であると話しており、大谷が重症である説を否定した。また、大谷本人と翻訳サービスを用いて直接文章の交換もして状況も確認したようだ。
 
 エンゼルスではここ2年間肘の故障に悩まされているエース、ギャレット・リチャーズ投手もPRP注射による故障完治を目指しており、今季は8月に復帰して9月には5試合に登板。白星こそ上げられなかったが、計6試合で防御率2.28と復活の兆しを見せたことも大谷のPRP注射を前向きに捉える一因となっているようだ。
 
 また、メジャーリーグではヤンキース・田中将大、ダイヤモンドバックスのザック・グレインキー、レッドソックスのクリス・セールもPRP注射の経験があり、その際は先発を数回回避したのみで済んでいる。
 
 同紙のペドロ・ムーア記者は「仮に手術が必要であったとしても、彼にはエンゼルスが費やした2230万ドル(約25億1000万円)以上の価値があるだろう」という見解を示した。
 
 肘の状態が不安視される報道が続いている一方、現場では大谷を迎え入れる準備を整えている。マイク・ソーシア監督は「心配やトレーニングの制限をする必要はない。彼はスプリング・トレーニングに万全の調子でやって来ることだろう」と語り、6人制のローテーション導入などの用意を進めていることも明かした。

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