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ボンズ以来30発なしのジャイアンツ スタントン獲得へトレードオファー

2017/11/18

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 サンフランイスコ・ジャイアンツが17日(日本時間18日)、マイアミ・マーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手の獲得を目指しトレードオファーを出したと、米有名記者のケン・ローゼンタール氏が「The Athletic」で報じた。
 
 スタントンは今季59本塁打、132打点と大活躍し、本塁打・打点王を獲得するとともにナ・リーグのMVPも受賞。しかし、残り10年で2億9500万ドル(約330億7000万円)という巨額の契約が残り、さらにマーリンズの経営陣が交代したこと影響もあり、今オフのトレードの噂が絶えない選手だ。
 
 今回、トレードの正式オファーを出したのはジャイアンツだ。今季は64勝98敗と絶不調でMLB最低勝率タイ。ジャイアンツは打者不利のAT&Tパークを本拠地としていることもあり、今季の最多本塁打はベルトの18本。長打力不足に泣いた。歴史を遡っても、2004年のボンズ以降で30本塁打を放つ選手が現れておらず、スタントンが加入したら念願の大砲登場となる。
 
 もちろん、ジャイアンツはこの期間中に3度の世界一に輝いているので、長打力不足だけが今季の不調の原因ではないのだが、スタントンを獲得できれば、打線が厚くなることは間違いない。
 
▽過去14シーズンのチーム最多本塁打
2017:18本(ベルト)
2016:17本(ベルト)
2015:21本(クロフォード)
2014:22本(ポージー)
2013:27本(ペンス)
2012:24本(ポージー)
2011:23本(サンドバル)
2010:26本(ハフ)
2009:25本(サンドバル)
2008:16本(モリーナ)
2007:28本(ボンズ)
2006:26本(ボンズ、ダーラム)
2005:20本(フェリス)
2004:45本(ボンズ)