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ダルが全体2位、大谷は対象外ながらもトップ評価 米大手メディアがFA選手をランク付け

2017/11/12

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Getty Images



 米大手スポーツメディアの『CBS』が11日(日本時間12日)に、今オフにフリーエージェント(FA)となる選手全員を対象に、記者5人でドラフトを開催。最も良い選手から獲得するという方針のもとに行われたドラフトで、ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手が全体2位にランクインした。また、前日にMLB挑戦を正式表明した大谷翔平投手は、ドラフトが開催された時点で、正式に挑戦を表明していなかったので、もしメンバーに含まれていたら間違いなく1位としながらも、対象外としている。
 
 1位に選ばれたのはアリゾナ・ダイヤモンドバックスのJ.D.マルティネス外野手だ。マルティネスがダルビッシュより上の順位の理由として、2人の選手の力が拮抗した場合は、打者から行き、また若い選手から行くべきという考えから1位にしたと明かされている。タイガースからシーズン途中に移籍したマルティネスはシーズンを通して、119試合で打率.303、45本塁打、104打点という凄まじい成績を残した。
 
 2位に選ばれたのがダルビッシュだ。選んだ記者は、「ワールドシリーズではひどかったが、シーズン33試合とキャリアを通してはとても素晴らしい投球を見せた。日米合わせて2100回以上を投げ、手術したばかりの肘を持っている31歳に多くは払いたくない。しかし、今年のFA選手の中ではダルビッシュはナンバーワン投手で、マルティネスが1位で選ばれたら、2位とするのは当然だ」と書き綴っている。
 
 大谷に関しては、対象外としているが、「もし、この時点で彼が獲得可能だったら、彼が全体1位になることは間違いない」と太鼓判。米国での評価の高さを改めて知ることができる。
 
▽3位から10位までの選手
3位:ロレンゾ・ケイン外野手
4位:ジェイク・アリエッタ投手
5位:エリック・ホズマー内野手
6位:マイク・ムスターカス内野手
7位:ランス・リン投手
8位:アレックス・コブ投手
9位:ザック・コザート内野手
10位:トッド・フレイジャー内野手