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【MLB】第2戦に先発のドジャース・ヒル、グラウンド内外のギャップに注目「まるでジキルとハイドだ」

2017/10/25

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 ロサンゼルス・ドジャースは24日(日本時間25日)、本拠地で行われたワールドシリーズ第1戦でヒューストン・アストロズを下し、世界一に向けて好発進を切った。
 
 この試合では、エースのクレイトン・カーショウが7回1失点11奪三振の快投を披露。打ってはテイラーとターナーの1発で3点を奪い、チームに白星をもたらした。
 
 この調子で連勝を期したいドジャースは、第2戦にベテラン左腕のリッチ・ヒル投手を登板させる。対するアストロズは元タイガースの剛腕、ジャスティン・バーランダーを登板させる。バーランダーは今季途中にアストロズに所属すると、レギュラーシーズンでは5戦5勝、ポストシーズンでも4戦4勝と絶好調。
 
 バーランダーが難敵となることは必至だが、2015年シーズンには独立リーグも経験したヒルに対し、2014年に所属していたヤンキースの地元紙「ニューヨーク・タイムズ」がヒルの活躍を期待、また本人の持つギャップを紹介している。
 
 2005年にメジャーデビューを果たしたヒルにとって、今回が初めてのワールドシリーズ。現在でこそ球界屈指のカーブの持ち主として活躍しているヒルだが、球歴は非常に複雑でメジャー8球団・独立リーグ1球団を渡り歩いてから現在のドジャースに落ち着いた。
 
 そんな苦労人について、記事では「いつもの彼は礼儀正しく温厚だが、マウンドに立つと非常に攻撃的で、叫び声を上げるなど感情的になる」とグラウンド内外でのギャップが非常に激しいと報じている。
 
 この件について、ドジャースのハニーカット投手コーチは「彼は投げるとき”狂人”に変貌する。そして、この時の彼を私たちは”マッドマックス”と呼んでいる」と1979年に公開された映画に彼をなぞらえた。
 
 そして、ドジャースのザイディGMも「ヒルはグラウンドの内外で、まるでジキルとハイドのように変貌するよ」と証言している。一方で「ヒルが試合にそれだけの想いを持って試合に臨んでくれている」とも評価している。
 
 また、守護神のジャンセンをはじめ、複数選手がヒルの闘争心の強さ・ストイックさに好影響を受けたと話している。
 
 メジャー9球団目のドジャースでようやく開花を果たし、遂にワールドシリーズの先発マウンドに立つまでに至った苦労人・ヒル。果たして、第2戦ではいつも通り闘志を全面に押し出し、チームを白星に導く好投を見せることはできるだろうか。