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【MLB】ドジャース、29年ぶりリーグ制覇に王手!ダルビッシュは7回途中1失点でPS2勝目

2017/10/18

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 ロサンゼルス・ドジャースは17日(日本時間18日)、敵地で行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦でシカゴ・カブスを6-1で下し、3連勝で1988年以来29年ぶりとなるリーグ制覇に王手をかけた。
 
 ドジャース先発はダルビッシュ。この日は立ち上がりこそ苦しんだが、2回以降は持ち直し、ファンやチームの期待に応える好投を見せた。
 
 ダルビッシュは初回にシュワーバーにソロ本塁打を浴びて1点を失い、その後も走者を背負う苦しい立ち上がりとなったが、本塁打のみの1失点で切り抜けた。
 
 2回は三者凡退に抑え、3回・4回は走者を背負うも無失点。5回も三者凡退に抑えると、6回も先頭打者に安打で出塁を許すも後続を見逃し三振・併殺打に打ち取り得点を許さない。
 
 そして、ダルビッシュは7回先頭のラッセルを空振り三振に仕留めたところで降板となった。6回1/3を81球・6安打・7奪三振・1四球・1失点という内容だった。
 
 初回に先制点を許したドジャースだったが、この日は小刻みに得点を重ねカブスを突き放した。2回、ドジャースはイーシアのソロ本塁打で同点に追いつき、3回にはテイラーのソロ本塁打で勝ち越しに成功。
 
 その後も攻める手を緩めず、5回にはテイラーの適時三塁打で1点、6回は満塁のチャンスでダルビッシュが押し出し四球を選び1点、8回には無死2・3塁のチャンスから振り逃げ間に1点、犠飛で1点と計2点を奪い、リードを5点に広げた。
 
 ドジャースは7回途中から継投に入り、ワトソン・モローが8回までを無失点に抑えたが、9回に登板した4番手・ストリップリングは一死も奪えず2・3塁のピンチを招いて降板。しかし、最後は守護神のジャンセンが登場して反撃を断ち切り、リードを守り切った。好投を見せたダルビッシュは、今季のポストシーズン2勝目をマークした。
 
 敗れたカブスは投打に振るわず、3連敗でシリーズ敗退の窮地に立たされることになった。