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【MLB】ド軍の新星・ベリンジャーがナ・リーグ新人最多本塁打の38号に到達。61年ぶりに新記録樹立も

2017/09/17

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 ロサンゼルス・ドジャースのコーディ・ベリンジャー内野手(22)は、16日(日本時間17日)に敵地で行われたワシントン・ナショナルズ戦に4番・一塁で先発出場し、2回に今季第38号となるソロ本塁打を放った。また、ベリンジャーは3回にも適時打を放ち、3打数2安打(1本塁打)2打点と活躍してチームの勝利に貢献した。
 
 また、ベリンジャーの放った38号は、1930年のウォーリー・バーガーと1956年のフランク・ロビンソンが持っているナ・リーグ新人最多本塁打記録に並ぶ歴史的な一発となった。ドジャースは今季14試合を残しているだけに、ベリンジャーが彼らの記録を更新する可能性は高くなっている。
 
 また、新人選手のシーズン最多本塁打は、1987年のマーク・マグワイアが放った49本塁打となっている。
 
 4月にメジャー昇格を果たしてから驚異的な打棒でチームを支えてきた若き新星の偉業に、MLB公式サイトも16日付で特集を掲載した。記事では、ドジャースのロバーツ監督のコメントを以下のように報じている。
 
「彼は本当に良いスイングをしている。そして、ストライクゾーンに来る球をしっかりと叩くことができていて、彼にとって右投手、左投手の相性なんて関係ないよ。ベリンジャーの存在はチームの攻撃面において非常に大きなものとなっている」と、若き大砲を絶賛している。
 
 また、ベリンジャーも「スプリング・トレーニングの間は9月のコールアップで呼ばれることが目標だった。本当はすぐにでも昇格したかったけど、チーム状況を見てチャンスがあるとは考えてもみなかった。今年起こったことは、本当に信じられないことばかりだ」とコメントしている。
 
 デビューイヤーながら、40本塁打も射程圏内に入ってきたベリンジャー。ニューヨーク・ヤンキースの新星、アーロン・ジャッジ外野手と共に注目を浴びている若き大砲は、これからもどのような打撃でファンを魅了してくれるだろうか。