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【MLB】大ブレーキドジャース 直近10戦でわずか1勝 カーショウ以外の先発陣壊滅

2017/09/05

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 今季、絶好調でシーズンを駆け抜けていたドジャースが苦しんでいる。4日(日本時間5日)に本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦を13-0で落とし、直近10戦でわずか1勝。チームのエース、カーショウの復帰戦以外すべてで負けるという異常事態に陥っている。
 
 現地26日から2試合ブリュワーズ戦を落とすと、続くダイヤモンドバックス戦ではスイープされてしまう。1日のパドレス戦ではカーショウの好投により1-0で勝利するも、そこから3試合パドレス戦を落とし、この日のダイヤモンドバックス戦でも中継ぎ陣が打ち込まれ、J.D.マルティネスの4打席連続弾のおまけ付きで完敗した。
 
 9敗の間、先発投手のQSはこの日のヒルのみ(6回2失点)とまさかの1回だけ。そのヒルも前回登板は打ち込まれ、先発ローテーションを任されているダルビッシュ、ウッド、前田、柳、ヒルの5人で9敗のうち7先発で30回2/3を投げ、33失点、7敗、防御率9.68という悲惨な成績だ。
 
 また、打線もシーガーが怪我の影響によってスタメンで使えない状況が続くなど、この時期に悪い点がすべて出ているドジャース。ダイヤモンドバックスがワイルドカードを勝ち上がると、両者がポストシーズンの初戦で戦うことが濃厚だが、今季の成績はほぼ5分。さらに、この日の試合を勝利したダイヤモンドバックスは11連勝とシーズン後半にかけて調子を上げてきている。
 
 盤石かと思われていたドジャース1強を崩す可能性があるのはダイヤモンドバックスだけではない。ナ東地区には投手陣を揃えたナショナルズが盤石で、中地区では昨季世界一のカブスが調子を上げてきている。ポストシーズンへ向けた戦いに注目だ。