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【MLB】ア軍の外野手、試合中に同性愛者に対する差別的発言で2試合の出場停止に

2017/08/07

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Getty Images



 MLBは5日(日本時間6日)に、試合中に同性愛者に対して差別的な発言があったとして、オークランド・アスレチックスのマット・ジョイス外野手を2試合の出場停止に課した。また、アスレチックスはジョイスの2試合分の年俸以上の金額を同性愛者の支援団体であるPFLAGに寄付することも発表された。
 
 ジョイスは4日(同5日)のロサンゼルス・エンゼルスとの試合の8回、打席が終わりベンチに戻る際にスタンドのファンと口論を始め、ファンに対して差別的な用語を使用したという。
 
 この件に関してジョイスは自身のツイッターで謝罪文を発表。「昨夜の件に関して、私はファン、アスレチックス、そして最も重要であるLGBTQコミュニティに対して誠実に謝罪したいと思います。ファンが私や家族に関して下品で卑猥な野次を飛ばし、私も自分の気持ちとフラストレーションを発してしまいました。
 
 私は使用してしまった不適切な言葉に関して心から謝罪をし、どのような状況であれそのような言葉を絶対に口にすべきではないと理解しています」などとして、ジョイスは自身の犯した過ちに関して心から謝罪を表明した。
 
 ジョイスは今季、打率.227、14本塁打、43打点の成績。2011年には球宴にも出場している。
 
 5月にはトロント・ブルージェイズのケビン・ピラー外野手が同じく、アトランタ・ブレーブスとの試合中に差別的な用語を使用したとして、2試合の出場停止となっていた。