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【MLB】田中、8回途中3失点で9敗目 「あのミスは悔しい」と3回の失投に後悔

2017/07/17

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、16日(日本時間17日)に敵地でボストン・レッドソックスとのダブルヘッダー第2試合に登板、8回途中112球の力投をするも3失点で今季9敗目を喫した。試合後、田中はインタビューに答え、3回の失投について後悔を語った。

 
 初回、2回と完璧な投球を披露したが、3回にスライダーの失投を捉えられ、ベッツに場外へ消える2ラン本塁打を浴びた田中。田中はインタビューで、「あのミスは悔しいですね」と語り、「抜けてスピンがちゃんとかからなかった」と失投への後悔を口にした。
 
 しかし、その後は走者を出すも、粘りの投球で7回まで毎回三振。6回には味方のミスもあり、失点を許したが、もう一発浴びることはなかった。田中自身も、「全体的には良かったと思います」と答え、空振りが取れていることに関しては、「球がいい動きをしてくれている」として調子の良さを語った。
 
 そして、後半戦の意気込みについて聞かれると、「点を取られても今日のように長いイニングをしっかり投げるピッチングをしていきたい」と語った田中。敗戦投手にはなったが、直近5試合で4回クオリティスタートを達成し、被本塁打も3本だけと、調子は戻ってきているようだ。
 
 ヤンキースの悲願の世界一奪還に向けては田中の好投が不可欠になってくる。右腕・ピネダが離脱をした今、田中にはチームをこれまで以上に引っ張っていく投球が期待されている。