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【MLB】新人左腕がクアーズ・フィールドでのノーノーをあと一歩で逃す 野茂以来の快挙とはならず

2017/07/10

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 コロラド・ロッキーズのカイル・フリーランド投手が、9日(日本時間10日)に本拠地クアーズ・フィールドで行われた試合で、野茂英雄氏以来となるノーヒットノーランを狙うも、9回1死から安打を打たれ、21年ぶりの快挙達成とはならなかった。
 
 フリーランドは地元デンバー出身で、今季デビューしたばかりの新人の24歳左腕だ。今季は8勝7敗、防御率4.07の成績を残していた。
 
 この日は直球とスライダーの組み合わせで、3回までで自己最多の6三振の快投。その後もアウトを重ね8回までホワイトソックス打線を無安打に抑える。
 
 そして、勝負の9回は先頭のエンゲルを空振り三振に打ち取るも、続くカブレラに2-2から左前にライナー性の当たりを運ばれ、野茂以来21年ぶりのクアーズ・フィールドでのノーヒットノーラン達成とはならず。この日の成績を8回1/3を126球、1安打、3四球、9三振として大歓声の中、マウンドを降りた。
 
 なお、試合は、ロッキーズが10-0で快勝した。また、この日のフリーランドの好投で、『ESPN』が野茂の写真をSNSにアップするなど、人々に野茂の偉大さを改めて再認識させる1日となった。