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【MLB】ヤンキース期待の新星・ジャッジ。今月も打棒止まらず、三冠王も視野

2017/06/22

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 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(25)の打棒が止まらない。ジャッジは昨季にメジャーデビューを果たした若手有望株で、打率.179、4本塁打、10打点という成績で2016年シーズンを終えた。そして、今季は開幕からメジャーに帯同し、現在はチームに欠かせない中軸打者として役割を果たしている。
 
 今季のジャッジは6月22日現在、67試合出場で打率.331 24本塁打 54打点 87三振 44四球 OPS1.132と好成績を残している。
 
 本塁打・四球・OPSはリーグ1位、打率・打点はリーグ2位。打率はシカゴ・ホワイトソックスのアビサイル・カブレラの.341と1分差、打点はシアトル・マリナーズのネルソン・クルーズの58打点と4点差と、ハイレベルな成績を残しており、今後の活躍次第では両者を追い抜かすことも可能だろう。
 
 また、4月・5月にはルーキー・オブ・ザ・マンスと呼ばれる4月から9月にかけて毎月最も活躍した新人選手に贈られる賞を連続受賞。6月も好調であるため、3か月連続での受賞も視野に入っている。ちなみに、最多受賞はイチロー(2001年)とマイク・トラウト(2012年)が記録した4回となっている。
 
 これらの活躍があり、ジャッジは米国の老舗スポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」の表紙を飾るまでに至った。
 
 そんなジャッジは、打球の4割以上が引っ張り気味という典型的なプルヒッターだ。また、米セイバーサイトの「ファングラフス」によると、今季ジャッジが放ったフライのうち、41.4%が本塁打になっているというデータが出ている。
 
 11日の試合で496フィート(約151メートル)の本塁打を放つなど、パワーはMLBでも屈指。長打を放つだけでなく、確実性のある打撃もできるため、チーム内外から非常に高い評価を得ている。そして、選手に厳しいことで知られる地元・ニューヨークのメディアもジャッジに関しては手放しで称賛を続けているという状況だ。
 
 現在は3番・右翼としてスタメンに定着し、オールスター本塁打競争への出場も決まったジャッジ。2001年のイチロー以来となるシーズンMVP・新人王のW受賞、そして、2012年のミゲル・カブレラ以来となる三冠王も視野に入ってきた。
 
 今後も、この若き大砲の活躍に注目が集まるばかりだ。