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【MLB】フィリーズ、交流戦8連敗後にようやく初勝利 WBCイスラエル代表ケリーがセールから決勝打

2017/06/16

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Getty Images



 MLB最低勝率のフィラデルフィア・フィリーズが、15日(日本時間16日)にボストン・レッドソックスに1-0で勝利。今季の交流戦の連敗を8で止め、交流戦での初勝利を挙げた。
 
 この日のレッドソックスの先発は左腕エースのクリス・セール投手。この試合までは8勝2敗と大活躍しており、フィリーズの劣勢が予想されていた。しかし、この日はフィリーズ先発のニック・ピベッタ投手が好投。味方の好守などもあり、7回を4安打無失点に抑える。
 
 フィリーズ打線もセールに抑えられていたが、8回裏に1死一塁から、WBCでイスラエル代表としても活躍していたタイ・ケリー三塁手が、セールから左翼線へ適時二塁打を放つ。この点が決勝点となり、フィリーズは連敗と交流戦での連敗を8で止めた。
 
 一方のセールは、8回を4安打、1四球、10三振、1失点の完投負け。最高の投球を披露したが、味方の援護を得ることができなかった。
 
 試合後にヒーローとなったケリーは、「とてもリラックスして打席に臨めて、大きなプレッシャーはかかっていなかった」として、「自分たちが正しい道を歩み、成功するチームになりつつあるのを感じるよ」と勝利への喜びを爆発させた。