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【MLB】ダルビッシュ、7回1安打の快投も「全体的に調子は良くなかった」

2017/06/13

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Getty Images



 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、12日に敵地でヒューストン・アストロズ戦に先発登板。7回を1安打1失点に抑え、6勝目を手に入れたが、ダルビッシュ自身は調子が良いとは思っていなかったようだ。
 
 試合後に、記者のインタビューに答えたダルビッシュはこの日の投球を、「シンカーがすべてだった」と答えながらも、「今日は全体的に調子が良くなかった」と明かした。
 
 また、前回のアストロズ戦(5回3失点)から修正した点を聞かれると、「今までのキャリアは自分のポテンシャルでやってきたけど、それではダメだということに気づかせてもらって、そこから一人一人の打者に対してもっと見るようになったことが良かった」とコメントした。
 
一方、レンジャーズのジェフ・バニスター監督は、「有にとって素晴らしい夜だった」とインタビューで答え、「シンカーが効果的だった。左打者にはフォーシームをうまく使えていた。序盤はカーブが良く、後半はスライダーでアウトを取れていた」とダルビッシュの球種を絶賛した。
 
 今季の6勝目を7回、1安打、3四球、4三振、1失点と成績だけを見ると最高の内容で手に入れたダルビッシュだが、本人はまだまだ満足をしていない。ダルビッシュがレンジャーズのここからの逆襲を引っ張り、プレーオフへ導いてくれることを期待したい。