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【MLB】上原、延長13回に登板し1回を無失点 3度目の正直で今季初白星

2017/05/05

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 シカゴ・カブスに所属する上原浩治投手が、4日(日本時間5日)に本拠地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦の13回に登板。1回をパーフェクトに抑えると、その裏に味方がサヨナラ勝ちをし、移籍後初勝利を飾った。
 
 前日の試合でも登板した上原。連投では2試合結果が出ていなかったが、この日は13回表に4-4と同点の場面で8番手としてマウンドに上がった。先頭打者のこの日4安打を記録していたヘルナンデスには強い当たりを打たれるも右直に抑えると、続く打者を1球で遊邪飛に打ち取る。
 
 そして3番のヘレラを3球で空振り三振に仕留め、わずか9球でフィリーズ打線をテンポ良く料理した。チームに流れを呼び込む投球でその裏のサヨナラを待つ。
 
 すると、カブスは13回裏に先頭のアルモラ Jr.が二塁打で出塁すると、敬遠から9番・シーザーが二塁へゴロを放つ。併殺打を狙ったフィリーズは二塁を封殺するが、一塁への送球を遊撃手ガルビスがまさかの悪送球。二塁走者がホームインして、カブスが5-4でサヨナラ勝ちを飾った。
 
 上原は今季2試合の連投があるが、いずれも敗戦投手となっており、チームも連投は避けたかっただろう。しかし、3度目の登板で完璧に抑え勝利を呼び込んだ上原。連投も大丈夫だということをチームに見せつけた。

 また、カブスの選手として最初の勝利を手にした上原は、この勝利がMLBでの20勝目となった。