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【MLB】7回10Kで初勝利のダルビッシュ 打球直撃も「ゆるい打球だったので大丈夫」

2017/04/14

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 テキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有投手が、13日(日本時間14日)に敵地でのロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板。3回にはエンゼルスの3番・トラウトの打球が直撃するアクシデントがあったものの、7回を投げ5安打、2四球、10三振、無失点で今季初勝利を飾った。
 
 初回のピンチを切り抜けると、その後は奪三振ショー。「キレも曲がりも良かった」スライダーと直球、カーブを効果的に組み合わせ、2回1死からは4者連続三振を披露した。
 
 3回2死からは、エンゼルスの3番・トラウトのゴロが背中に直撃するアクシデントが発生するが、本人が試合後に「ゆるい打球だったので全然大丈夫でした」と語ったように、影響も見られることなく、快投を続けた。
 
 ダルビッシュはそのまま7回まで投げ、奪った三振は2桁の10個。103球を投げ、5安打、2四球、無失点で開幕から好調のエンゼルスへ素晴らしい投球を披露した。
 
 自身が「最初の方のツーシームが厳しく行けて、嫌なイメージがあったのかもしれない。だから外のスライダーを振ってきてた」と分析したように、投球の組み立ても完璧だったダルビッシュ。初勝利を挙げ、今シーズンのさらなる飛躍が期待される。