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【MLB】ヤンキースの日系人捕手・ヒガシオカがメジャーデビュー。正捕手・サンチェスのケガで昇格

2017/04/12

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 ニューヨーク・ヤンキースの日系4世捕手であるカイル・ヒガシオカ捕手が現地10日(日本時間11日)のタンパベイ・レイズ戦で9回の守備から途中出場し、メジャー初出場を記録した。
 
 打席に立つことはなかったが、チームも8-1で快勝。本拠地・ヤンキー・スタジアムで嬉しいデビュー戦を白星で飾った。
 
 10年目のシーズンを迎えるヒガシオカは、スプリング・トレーニングで40人枠に選ばれたが、終盤にマイナー行きを通告され、3番手捕手として3Aで昇格を待つ状況となっていた。そのような状況で、正捕手のゲーリー・サンチェス捕手が8日の試合でファウルを打った際に故障。少なくとも4週間以上の故障者リスト入りが決まってしまった。
 
 サンチェスの故障を受け、3Aに控えていた3番手のヒガシオカに白羽の矢が立ち、今回の1軍昇格に至った。
 
 地元紙「NJ.com」では、初出場となったヒガシオカ選手のコメントを以下のように報じている。
「信じられないよ。メジャーデビューは途方もない夢とは思わなかったけれど、特に本拠地開幕戦でデビューすることは想像できなかった。とても素晴らしかった」
 
また、この試合ではオースティン・ロマイン捕手が先発出場していたが、途中からロマインが一塁守備に入り、ヒガシオカが捕手として出場している。チーム状況によっては、今後ヒガシオカがスタメンで出場する可能性は大いにあると見て良いだろう。
 
 マイナーリーグで10もの物長い期間努力を重ねてきた日系人捕手が、いよいよメジャーリーグの舞台で躍動する。