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【MLB】ダルの開幕戦は7回途中4失点で交代。制球が定まらずに5四球を献上

2017/04/04

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 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、3日にテキサス州グローブライフ・パーク・イン・アーリントンでクリーブランド・インディアンスとの開幕戦に先発登板。メジャーリーグで自身初の開幕投手となった試合は6回1/3を4安打5四球4三振4失点という結果に終わった。
 
 ダルビッシュの初回は持ち味のキレの良さを披露する。3番・ブラントリーをスライダーで、4番・エンカーナシオンを直球で見逃し三振に奪う。
 
 2回裏にレンジャーズのオドーアの本塁打でチームは1点を先制するが、3回には四球と二塁打でピンチを招くと、2番・リンドーアに犠飛を打たれ、今季初失点を喫する。
 
 レンジャーズは3回裏にさらに4点を追加し、ダルビッシュを援護する。しかし、4回表には甘く入ったツーシームを5番・ラミレスに右中間スタンドまで運ばれ、2失点。昨季のアメリカン・リーグ王者を相手に4回までに3点を失った。
 
 この日のダルビッシュは制球が微妙に定まらず、5回までに5四球を献上。5回表には失策と2つの四球で無死満塁の大ピンチを作るが、リンドーアを投ゴロ併殺に、ブラントリーを一ゴロに打ち取り無失点に切り抜けた。
 
 6回表はこの日初となる三者凡退を披露。続く7回は一死から8番・ディアスに二塁打を浴び、暴投で三塁まで走者を進められる。続くアルモンテからは三振を奪うも、スライダーが曲がりすぎ、暴投と振り逃げとなって4失点目を喫した。球数が100球に近づき、ここで交代となった。